畳をフローリングへと変えてみませんか

畳をフローリングにするのは難しいと思われるかもしれません。もちろん初心者が簡単にできるものではありません。しかし、日曜大工の経験がある程度あるなら、それ程難しくは感じないことでしょう。やり方さえ分かれば思ったよりも簡単と感じるかもしれません。畳からフローリングに張り替える作業で、最初にやるべきことは畳の処分です。業者に依頼することもできますが、多くの自治体は大型のゴミの処分も行なっています。畳も処分してくれるかどうかを自治体に尋ねてみるのはいかがでしょうか。

バリアフリー化する

畳を処分した後、そのままフローリングを敷くこともできます。しかし、バリアフリー化したほうが便利かつ安全です。そのためには畳の高さを調整しなければなりません。その調整は根太で行ないます。根太とは、下地とフローリングの間に置く角材を指しています。根太を使ってフローリングにする工法は2つあります。そしてどちらの工法で作業するかで、どのようなフローリング材を用いるかが決まります。

2種類のフローリング工法

根太を使った工法の1つは根太の上にフローリングを直接乗せて釘と接着剤で貼り付けていくというものです。これは一般的に行われている施工方法です。もう1つは根太の上に合板を貼り、その上にフローリングを貼り付けるという方法です。この工法にはいくつかのメリットがあります。例えば、合板を一枚挟めることによって床をしっかりと安定させることができます。

塗り壁をクロスに張り替える

塗り壁をクロスに張り替えてみるのはいかがでしょうか。しかし、塗り壁の上からクロスをいきなり貼ることはおすすめできません。そうしたらクロスが剥がれてくる可能性があります。それで何らかの下処理を施したほうが安心です。例えば、塗り壁を剥がしてからベニア板や石膏ボードなどを貼り、その上からクロスを貼ることができます。別の工法としてシーラー処理をした後にパテ処理をし、乾燥させた後サンディングをすることもできます。しかしこれは初心者には敷居が高い工法といえます。

日本文化の良さを残しませんか

和室をすべて洋風化しなければならないということもありません。和風にはノスタルジックを感じさせる効果があります。それで幾らか昔ながらの和室の良さを残すのはいかがでしょうか。例えば、障子は日本文化の良さを感じさせるだけでなく、大変機能的な働きをします。ガラスよりも保温性が高いと言われていますし、また通気性にも優れていると言われています。障子は世界に誇ることのできるインテリアアイテムです。

今回はDIYリフォームとして和室を洋室にリフォームすることをおすすめしました。フローリングの張替えは業者に依頼しなくてもDIYで行うことができます。また塗り壁をクロスに張り替えることも自分で作業することができます。そのように洋室へと変えていくことができますが、昔ながらの和室にもそれなりの良さがあります。その良さを取り入れつつリフォームするのはいかがでしょうか。