和室の壁を自分でリフォームする人は少なくありません。壁リフォームには壁紙を張る、珪藻土や漆喰を塗るといった方法があります。それぞれにはどのようなメリットがあるのでしょうか。またどのような作業が必要でしょうか。
壁をリフォームする2つの方法
自分で和室の壁をリフォームする方法は大きく分けて2通りあります。1つは壁紙を張ること、そしてもう1つは珪藻土か漆喰を塗ることです。簡単なのは壁紙を張ることです。下地調整をする必要があるかもしれませんが、珪藻土か漆喰を塗るよりは作業時間は少なくて済みます。また初心者でも比較的キレイに仕上げることができますし、珪藻土か漆喰よりも掃除がしやすいというメリットがあります。
珪藻土および漆喰にすることのメリット
珪藻土および漆喰の良さは和風の趣を堪能できるところです。自然素材が使われているためほっとできる空間を作ることができます。珪藻土は吸湿性が高いため湿気対策としても有効といえます。さらに保温性もあるために室内を暖かい状態を保つことができるというメリットもあります。また漆喰は表面が硬い仕上がりになりますので傷つきにくいというメリットがあります。
珪藻土を塗るための方法
珪藻土の中にはビニールクロスの上から塗ることのできるものもあります。その場合はタッカーなどの壁紙の剥がれ防止を確実に行ってから塗るようにします。しかし、布製のクロスや紙のクロスの場合はその上から塗ることはできません。布か紙のクロスは剥がしてから施工します。壁紙の上から塗るにしても、剥がしてから塗るにしても、デコボコしているなら下地処理をしてから塗るようにします。
壁紙を張る方法
壁紙を張ることを選択した場合、下地調整が必要かどうかを確かめる必要があります。下地がペンキかプリント合板の場合はそのままシーラーで下地処理をするだけです。シーラーはホームセンターや金物屋さんで購入することができます。シーラーをローラーか刷毛で塗っていきます。もしデコボコした箇所があるならパテを塗るようにします。そうすることで壁紙が浮くといった事態を防ぐことができます。
壁紙張りに必要なもの
壁紙は張り直しができるタイプのものが売られています。壁紙の張り直しをしたことがない人やあまり自信がない人はそのタイプの壁紙を選ぶことをおすすめします。壁紙張りに必要な道具はセットで販売されています。もし、すべての道具を買い揃える必要があるなら、1つ1つ買い求めるよりもセットになったものを購入するほうが便利です。また、すき間を埋めるためのコーキング剤も用意する必要があります。
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