自分の車をラリーカーに変更する人はそれほど多くありません。
ですが、自分の車をラリーカーに改造したい場合にはどうしたらよいのでしょうか。
ラリー競技に出るために車を改造する場合には申請が必要
ラリー競技に出るために車を改造する場合には申請が必要になります。
ラリー車にするには、スプリングやショック・アブソーバー、ブレーキパット、ハンドル、シートやシートベルトを交換したり、ロールバーや、ストラット・タワーバー、アンダーガード、ラリーコンピューターなどを取り付けなければなりません。これらの変更には申請が必要です。
もしかすると記載事項の変更はないかもしれませんが、構造変更申請が必要となります。
ほとんどの部品には保安基準適合の強度計算書や証明書が添付されています。そうしたものを持っているなら、割りと手続きは簡単です。
各パーツに問題がないかを確認する
一般車をラリーカーに変えるとしたならば、交換部品、その選び方や取り付け方にも注意を払うようおすすめします。
例えば、シートは十分な強度があり、乗ってる人に悪い影響がないものにしましょう。市販のシートならば、まず間違いなく大丈夫でしょう。
シートベルトを交換する場合はどうでしょうか。シートベルトも市販のものであれば問題はないでしょう。市販のものであれば4点式であったとしても、ベルト本体と取り付け部分の強度が十分にあれば大丈夫です。
リミテッド・スリップレフはメーカー純正品ならば問題ありません。純正品を選びましょう。
ストラット・タワーバーは車のストラト取り付けボルトで確実に取り付けていれば問題はありません。
アンダーガードは最低地上高が変わらなければ大丈夫です。
スプリングは十分な強度があって、取り付け位置と取り付け方法が同じであって車高が変わらなければも問題ありません。
ショック・アブソーバーは他の部分との接触がなく、確実に取り付けてあって車高が変わらなければ大丈夫です。
ラリーコンピューターは突起がなくて、グローブボックスに収まっていれば大丈夫です。
ハンドルは外径が36センチ以上あるならば、市販のハンドルで OKです。
まとめ
今回は自分の車をラリーカーに変更する場合の注意点を書きました。もし改造する場合には、保安基準にかなったものにする必要があります。また、申請が必要な場合もあります。改造を始める前に必要な情を集めるようにしましょう。
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