デリケートな衣類を洗濯した時に

物干しラックはデリケートな衣類を干すのにとても重宝します。デリケートな衣類を乾燥機で乾かすならば傷んでしまう可能性があります。洗濯だけでも十分に衣類は傷んでしまいます。乾燥機の熱風で洗濯物を乾かすなら、それに追い打ちをかけるようなものです。洗濯物が受けるダメージはさらに大きくなります。デリケートな衣類は自然乾燥させたほうが傷みを最小限に抑えることができます。そのデリケートな衣類を干すのに物干しラックは活躍します。

カーディガンはハンガーで吊るすのは不適当

それほど重さのない洗濯物の場合は洗濯バサミ付きのハンガーラックで十分といえます。しかし、カーディガンなどの場合は洗濯バサミ付きのハンガーラックというわけにはいきません。カーディガンの干し方としてすぐに思い付くのはハンガーに掛けることでしょう。しかし、デリケートな衣類は短時間の脱水しかしていませんので、衣類に多くの水分が含まれています。もしそのままハンガーで吊るすならば、衣類は下のほうに引っ張られ伸びてしまいます。

物干しラックを使ってどのように干すか

そこで活躍するのが物干しラックです。物干しラックを使い、デリケートな洗濯物を寝かせるような形で干すことができます。このような干し方によって衣類の伸びを防ぐことができます。しかし、このような干し方には1つの問題があります。それは衣類に含まれる水分が滴り落ちることです。床を濡らさないためにビニールシートなどを敷くこともできますが、ビニールシートを出したりしまったりするのも結構面倒なものです。そこでおすすめなのは浴室で干すことです。

浴槽を活用しましょう

浴槽の上に物干しラックを平らにして置き、その上に洗濯物を干すことができます。浴槽なら衣類から水滴が落ちてきたとしても問題はないはずです。もちろん浴槽にうまく乗せることのできる物干しラックを用意する必要があります。最近はそのような事態を想定した大きさの物干しラックも販売されています。ホームセンターでも扱っていますし、通販でも購入することができます。

他にもいろいろな活用方法があります

他にも物干しラックの活用の仕方はいろいろとあります。例えば、タオルケットを外で干していたものの急に雨が降ってきた場合、室内に取り入れた乾いていないタオルケットを干すのに使用することができます。また上着を掛けるハンガーラックとして普段使いをしている人もいるようです。これですと、物干しラックをどこにしまったらよいのかと心配する必要はありません。アイディア次第で物干しラックの使い方は広がっていきます。

確かに物干しラックは大きさがありますので、置き場所のことを考え購入を躊躇してしまうかもしれません。しかし、最近は置き場所のことを考えたスリムタイプの物干しラックも売りだされているようです。それに物干しラックは思いの外いろいろな使い方ができる大変便利なアイテムです。この機会に物干しラックを使ってみられるのはいかがですか。