年末の大掃除は、汚れの酷いところを重点的に行う人が多いでしょう。しかし、汚れの酷いところを一生懸命に掃除しても、時間が経つばかりでさっぱりキレイにならないこともあります。そのような箇所をキレイにする裏ワザをご紹介します。
ガスコンロの汚れを落とす裏ワザ
ガスコンロは汚れがなかなか落ちない代表格とも言えるアイテムです。付着した焦げ付きをスチールたわしで一生懸命磨いても、汚れが酷いとなかなかキレイにならないものです。力を入れ過ぎると、下地を痛めてしまうということもあります。それほど力を入れずに綺麗に汚れを落とすのにおすすめなのは、金属磨き「ピカール」です。クロスにピカールを含ませ、磨いていくとやがて焦げ付きがキレイに落ちます。
クエン酸でトイレの水垢や尿石を落とす
トイレの水垢や尿石は落ちにくい汚れです。トイレブラシでゴシゴシ磨いても、へばりついた汚れは簡単に落ちるものではありません。そのようなトイレ掃除におすすめなのが、クエン酸です。クエン酸はアルカリ性の汚れに反応する性質がありますが、水垢や尿石はアルカリ性の汚れです。なので、クエン酸を使用することで科学反応が起こり、キレイに水垢や尿石を落とすことができます。
歯磨き粉をつけた歯ブラシでカビを落とす
お風呂のカビを取るのにカビキラーなどの塩素系洗剤を使用する人も多いでしょう。しかし、塩素系洗剤は化学物質に敏感に反応する人にとっては使いたくない洗剤です。実は、お風呂場のカビは塩素系の洗剤を使用しなくても簡単に落とすことができます。使うのは歯磨き粉と使い古した歯ブラシ。歯磨き粉をつけた歯ブラシでゴシゴシと擦るとカビはみるみると落ちていき、最後に乾いたクロスで拭くとキレイになります。
軍手は、ホコリを取り除くのにおすすめ

ゴム手袋でカーペットを撫でる
カーペットの掃除は掃除機をかけた後に、使い捨て粘着シートを活用して掃除機で取りきれなかったゴミを取るという人が多いでしょう。しかし、粘着シートを何枚も使うよりも、もっと効果的に、しかも経済的にゴミを取る方法があります。それはゴム手袋です。ゴム手袋でカーペットを撫でるように擦ると、ゴミが浮き出てきます。
今回は掃除の裏技をご紹介しました。普段から、きちんと掃除をしていても汚れはどうしても付着してしまいます。溜まった汚れは非常に落としにくいと感じるかもしれませんが、知識があれば思いの外簡単に汚れを落とすことができます。今回ご紹介したのは、費用がかからないものばかりなので、ぜひ挑戦してみてください。
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