刺繍に必要なものというと、刺繍針や刺繍糸、刺繍枠などがすぐに思い浮かぶでしょう。それ以外にアイロンも刺繍を楽しむときには、あると便利なアイテムです。刺繍でアイロンをどのように活用できるでしょうか?今回は、刺繍で活用するアイロン特集です。
刺繍をするときに、アイロンは大活躍します。アイロン以外に、次のものを用意して刺繍を楽しみましょう。刺繍するアイテム(服やハンカチなど)、刺繍糸、ハサミ、トレーシングペーパー、熱転写ペンシルです。初めにする作業は、トレーシングペーパーに刺繍の図案を描くことです。図案が浮かばなければ、本やインターネットからヒントを得られるでしょう。
トレーシングペーパーに印刷する
インターネット上で見つけた図案を取り入れたい場合、その図案を見ながらトレーシングペーパーに手書きするのも良いですが、印刷するのも良いでしょう。しかし、普通のトレーシングペーパーでは上手く印刷できないかもしれません。もし心配なら、プリンターで印刷できる特殊なアイテムを通販で入手することもできますので、使っているプリンターにあったものを入手してください。
熱転写ペンシルでなぞり、アイロンで当てる
トレーシングペーパーに手描きした、あるいは印刷した図案の上から熱転写ペンシルでなぞるようにします。その後、アイロン台にそのトレーシングペーパーを置いて、その上に刺繍するアイテムを乗せます。それからアイロンを当てると、なぞった部分が転写されます。あとは、その写った箇所を刺繍していくだけです。刺繍するアイテムが伸びる心配があるなら接着芯を活用しましょう。
仕上げにアイロンをかける
作品が完成したなら、またアイロンが活躍します。アイロンを活用するかどうかで、刺繍の仕上がりがまったく違ってきます。しかし、刺繍に直接アイロンをかけることは絶対に避けるようにします。もし直接刺繍にアイロンを当てるなら、せっかくの刺繍のふっくりとした感じが潰れてしまい、残念な仕上がりになってしまいます。
正しいアイロンの当て方
アイロンを当てる前に、中性洗剤を使って優しく手洗いをしましょう。作っている間に、色々な汚れがアイテムにはついているかもしれないからです。アイテムが乾いた後、アイロンを当てるようにします。アイロン台の上にタオルなどの柔らかい布を置き、その上に白い布を乗せます。それから刺繍したアイテムを裏返して乗せるようにします。スチームが機能があるアイロンならスチームを使い、その機能がないなら霧吹きをかけてからアイロンを当てるようにしましょう。
今回は、刺繍で活躍するアイロンの使い方をご紹介しました。刺繍を楽しむためにはアイロンは欠かすことができません。特に、最後の仕上げ部分でアイロンは活躍しますが、使い方を間違えると完成した喜びが半減してしまうことになります。正しい方法でアイロンを使用することによって、綺麗に仕上げるようにしたいものですね。
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