子どもの頃にリリアンで遊んで楽しかった、とリリアンを懐かしく思う人も多いでしょう。ところで、フレンチリリアンをご存じでしょうか?フレンチリリアンを使うと、おしゃれなアクセサリーを簡単に作ることができます。今回は、フレンチリリアンの紹介です。
フレンチリリアンとは、ハンドメイドの総合メーカー、クロバーが開発したリリアン編み機のことです。上の写真と下の写真はどちらもフレンチリリアンなのですが、上の木製のものが最初に開発されたもので、下のプラスチック製のものが後継機になります。下の写真のアイテムは正式には、フレンチリリアンジュエルと言います。

初代と2代目の違いは?
初代モデルと2代目モデルには、どのような違いがあるのでしょうか?木製とプラスチック製の違いはすぐに分かりますが、それ以外にピンヘッドにも違いがあります。初代フレンチリリアンは4本ピンのヘッドと5本ピンのヘッドの2つがセットになっていました。それに対し、フレンチリリアンジュエルは4本ピンのヘッドと5本ピンのヘッドに加え、6本ピンのヘッドが加わりました。
内径の大きさにも違いが
初代モデルと2代目モデルは、内径の大きさにも違いがあります。初代モデルに比べ2代目モデルは内径が大きくなっています。内径が大きいと、大きいビーズが編めるという利点があり、またふわっとした感じに仕上げることができます。また、フレンチリリアンジュエルはスケルトンになっているので、途中の編み地を確認することができます。
初代モデルは今でも手に入るのか?
初代モデルは今でも入手することができます。しかし、手芸店の中には初代モデルは置いていないところも結構多いようです。楽天やamazonなどで、まだ入手可能です。しかし、いつまで販売されているかは分からないので、欲しい人は早めに購入することをおすすめします。しかし、フレンチリリアンジュエルの方がヘッド交換が簡単で、初代モデルと比べ編みやすいようになっているので、初代モデルを使ったことがない初心者には2代目のモデルをおすすめします。
編み方を知るにはどうしたらいい?
編み方はクロバーがYouTubeで公開しています。1ループのと2ループの編み方が公開されています。1ループの編み方では、ふわっとした感じの編み地になります。ビーズを目立たせたいなら、この編み方が良いでしょう。2ループは糸を見せる編み方です。糸がきちっと密着した編み地になります。クロバー以外にも、編み方を紹介している動画もあります。そちらも参考になるでしょう。
今回は、フレンチリリアンについてご紹介しました。フレンチリリアンには初代モデルと2代目モデルがあり、2代目モデルは、初代モデルをさらに使いやすく改良されています。ですので、初心者には2代目モデルがおすすめですが、初代モデルになれた人なら初代モデルのほうが使いやすいようです。使いやすいと思えるフレンチリリアンでリリアンを楽しみましょう。
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