のこぎりは、どちらがいい?

収納棚など比較的大きな物を作るときに必要なのが、のこぎりです。のこぎりは、両刃式のものと、片側だけに刃がある替刃式があります。両刃式は段々と切れ味が悪くなり、やがて目立てという刃研ぎが必要になります。刃研ぎは正確にするのが難しいので、専門家に依頼するのが無難です。しかし、金額が馬鹿になりませんし、依頼するとなると手間がかかります。

ゼットソーIIIがおすすめ

一方、替刃式ののこぎりは、自分で刃を替えるだけで済みますし、金額も刃研ぎよりは少なくて済みます。ですので、DIY初心者は、替刃式ののこぎりが良いでしょう。替刃式ののこぎりも色々ありますが、ゼットソーIII 265mmがおすすめです。大変評判が良く、また価格もリーズナブルです。通販で扱っていますし、多くのホームセンターでも扱っています。

電動ドライバーを使用しましょう

すべてのネジをドライバーで締めるのは、非効率的です。可能な箇所は、電動ドライバーを使用しましょう。電動ドライバーは、ドリルドライバーとインパクトドライバーという2種類に分かれています。ドリルドライバーはドリルの働きとネジの締め付けをします。インパクトドライバーはネジの締め付けの機能を持つドライバーです。DIY初心者は、ドリルとネジの締め付けの両方の機能があるドリルドライバーが良いでしょう。

充電式か、コード式か

電動ドライバーは充電式とコード式があります。作業する場所の近くに、電源がない場合は充電式を選択するのが良いでしょう。しかし、充電式は充電するという手間があります。予備のバッテリーがあれば別ですが、ない場合には充電するまでの時間を待つ必要があります。これは結構イライラする原因になります。ですので、電源が近くにある作業場なら、コード式が良いかもしれません。

玄能はどちらが良いか?

玄能には、柄の先の鉄の部分(頭)のたたく面(口)が片側だけで、もう一方が釘抜のものがあります。また、両方が口になっている玄能もあります。初心者におすすめなのは、両側とも口になっている玄能です。両側とも口になっている玄能は、片側は平面で、もう片側は少々盛り上がった曲面になっています。初めは平面の口でたたいていき、仕上げは曲面の口で行います。そうすることで木材は凹むことなく、釘をキレイに打ち込むことができます。

今回は、雑貨作りを楽しむために、初心者が選ぶべき道具を紹介しました。のこぎり、電動ドライバー、玄能について紹介しましたが、他にもカンナやヤスリ、塗料関係など、雑貨作りに必要な物は色々とあります。キレイに、そして途中で諦めることなく完成させるには、道具の選び方は重要です。正しい道具を選択し、雑貨作りを楽しみましょう。